ランボルギーニの良さは何と言ってもV12ノーマルアスピレーションエンジンをミッドシップに積んだモデルを量産出来る唯一の会社であることにこだわりがあると思います。さらにその動力を路面にいかに伝えるかと言う事に対し一番動力伝達効果のある四輪での駆動方式にあると思います。ただこのこだわりを追求する事に対し最も不利な点は重量にあると思います。これをまたクリアするためにカーボン技術の追求にあると思います。強度と軽さを備えたカーボン技術で何とか重量軽減出来ないかと言う事にあると思います。V12エンジンは12気筒でしか味わえないエンジンサウンドと暴力的なトルクの出方にあると思います。どの速度領域からでもストレスなく最高速に達する、またそこに達する為の軽快なエンジンサウンドこれはランボルギーニV12でしか味わえない世界であります。しかし問題はV12のエンジンの重量にあると思います。どうしても重量がV10エンジンやV8エンジンに比べ不利になると思います。
それをカーボンやチタンなどの軽くて強い素材を活用しクリアしています。
私は300キロを巡航出来るスーパーカーはランボルギーニでしかないと考えています。
プロが真剣に走らせれば走らせる世界とスーパーカー好きが乗れるレベルは違いがあると思います。
しかし、ランボルギーニに乗り慣れれば300キロを体験する事が出来ます。またウラカンに於いても重量的に不利なV10エンジンへのこだわりがあります。
ウラカンは軽快に走れるスポーツモデルとして車本来の資質を高めドライビング性能を高めたモデルであると思います。
この様な車をもっと快適に楽しめるようクラブとしては考えていますので何卒宜しくお願いします。
一方、私がランボルギーニに乗っていて困ったことといたしまして、
例えば遠方で車の故障があった時でも、ランボルギーニ大阪(車を購入したディーラー)に引き取りに来ていただかないといけない為、遠方だとかなりの時間を要します。もし近隣のディーラー様より何らかの援助が頂ければ大変有り難く思います。こうした事も微力では御座いますがディーラー様にご相談させていただきご協力いただけるか等、お話をさせて頂ければと思います。
また、現行モデルではなく旧モデルや希少な車のパーツ等が必要な時、世界のクラブやディーラーからの情報を集めパーツなどが購入できれば良いと考えています。
ランボルギーニスーパートロフェオというウラカンのワンメイクレース等もオーナー様でレースがお好きな方にはご紹介させて頂きたいと思います。アジア大陸、ヨーロッパ大陸、アメリカ大陸と三つの大陸でレースが行われ最終戦は三大陸のウラカンのレースカーによるワールドファイナルレースがあり大変魅力的なイベントになります。
私も参加していた経験がありますのでご相談にお応えできます。(レースにご興味や)ご質問等あればクラブまでご連絡いただければと思います。
私の知っている情報をクラブ員の方々と共有させて頂きましてご意見を頂戴し、ランボルギーニ社に日本のランボルギーニオーナー様の要望や期待を聞いていただけるよう努力いたしますので賛同いただける方は入会の程、宜しくお願い致します。
ランボルギーニクラブジャパンの活動内容が正式に決まりましたら皆様にご報告させて頂きます。
最後になりましたがコロナ禍では御座いますが皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして挨拶に代えさせて頂きます。
ランボルギーニクラブジャパン 会長 板倉 剛